1970年代に過度なストレスに対応するために生まれたマインドフルネス瞑想は、アメリカの分子生物学の博士号のあるジョン・カバット・ジンによって広まりました。
最近ではマインドフルネスという言葉をよく聞くようになりましたが、マインドフルネスという言葉のニュアンスが、少し曖昧でわかりにくいものです。
この記事では、なるべく分かりやすいように紹介しようと思います。
マインドフルネス瞑想とは!?宗教の枠組みを外した社会にうまく対応する為の瞑想法!?

こんにちはブレスマンです。今回はマインドフルネス瞑想は、普通の瞑想と何が違うのか??という内容です。
マインドフルネス瞑想を創始者ジョン・カバット・ジン
ジョン・カバット・ジンは1944年生まれのマサチューセッツ大学医学大学院教授。ノーベル賞をとった教授の下で分子生物学の博士号と取得したいわゆるエリート学者。
ジョン・カバット・ジンさんはヨーガや、禅、ヴィパッサナー瞑想の経験をきっかけにマサチューセッツ大学にストレス低減センターを立ち上げます。
瞑想にもサマタ瞑想、ヴィパッサナー瞑想などなど色々な種類があります、詳しくは下の記事にまとめてあるのでよかったらそちらも見てみてください。
マインドフルネス瞑想を始まり
ストレス低減センター(MBSR)では同氏が作成したマインドフルネスストレス低減法を教え始めます。
マインドフルネスストレス低減法はヨガと瞑想を合わせた心理療法で、その瞑想法がマインドフルネス瞑想。
マインドフルネス瞑想やヨガにより「今」という瞬間瞬間に注意を向けることにより、ストレスや痛みの緩和を助けるという当時としては画期的な医療方法!!
マインドフルネス瞑想やヨガはプログラム参加者の健康改善への意思の助けになるそうです。
マインドフルネス瞑想ブーム
マインドフルネス瞑想は仏教の瞑想を取り入れて、西洋で痛みやストレスの緩和に効果があるとして効果をあげました。
それからビートルズやヒッピームーブメントやカウンターカルチャーなどによって一部の人たちによって流行します。
それから少し時が経ち、アップルのスティーブ・ジョブズが瞑想をしている事から現代ではさらにマインドフルネス瞑想が大流行して瞑想が定着するようになりました。
一般的な瞑想との違い
瞑想はヨーガをもとにブッダが進化させたと言われています。
悟りを開くための修行法がの大切な一つが瞑想です。
マインドフルネス瞑想はその瞑想を科学的に検証して、効果を確認して治療という形で広まりました。
都市社会の生活のストレスや過度な環境に置かれたストレスに対応するために生まれた瞑想です。
瞑想とマインドフルネス瞑想の違いとして以下の2点があげられると思います。
目的の違い
瞑想は個人の悟りを開くための修行の一つ。マインドフルネス瞑想は社会にうまく適応できる為の瞑想法。
宗教観の違い
瞑想は仏教の修行の一つ、マインドフルネス瞑想はその瞑想の効果を西洋の医学取り入れたものがマインドフルネス瞑想。
まとめ
少し強引な説明になると思いますが、マインドフルネス瞑想と一般的な瞑想の違いを簡単に説明すると、
瞑想は仏教から生まれたもので仏教の大切な教えの一部であり、マインドフルネス瞑想は瞑想を仏教をいう枠組みから外し、効果だけを医療に取り入れたものであると思います。
日本と違い海外では、いろいろな宗教を信仰している人たちが集まり、ともに生活しているので、マインドフルネスという少し曖昧な方法論になったのかな?とも思います。
一般的な瞑想にせよ、マインドフルネス瞑想にせよ、毎日継続して行うと頭がクリアになり、前向きに行動するようになると実感しています。
皆さんも、是非瞑想始めてみませんか???
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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