19世紀までヨガはインドでも少数の人々がするものだったらしいですが、ヨガを発展させ、アレンジしてたくさんの人に愉しんでもらえるようにしてくれたヨガの伝道師ティルマライ・クリシュナマチャリアさんをルーツを探るドキュメンタリー映画「聖なる呼吸」瞑想やヨガの勉強になるいい映画だったのでシェアしようと思います。
柔軟性と集中力を深めるヨガのルーツを探るドキュメンタリー映画「聖なる呼吸」
映画『聖なる呼吸:ヨガのルーツに出会う旅』予告編
監督のお嫁さんが始めたヨガがこの映画を作るきっかけになったそうです。
ドイツ人の監督ヤン・シュミット=ガレさん、その奥様がヨガを始めヤンさん自身もヨガをするようになり、ヨガに興味をもった彼はヨガのルーツが知りたくなりこの映画を作るようになったそうです。
現在のヨガ人口は3億にといわれています。ダイエットに効果があると大流行していますが、意外にもそのルーツは広く知られていません、ヨガのルーツに迫る映画はもしかして今作が世界で初めてではないでしょうか??
現代ハタ・ヨガの父ティルマライ・クリシュナマチャリア
現代ハタ・ヨガの父であるティルマライ・クリシュナマチャリア(1888年〜1989年)さんは、当時では少数の人しかすることがなかったヨガを研究し、一般の人でも行えて効果が出るようにアレンジしたハタ・ヨガをインドから世界に広げたヨガ界のスーパースターです。
クリシュナマチャリアさん自身も王様やその側近の人にヨガを教え、さらにインドの大学でもヨガを熱心に教えていたそうです。
近年大流行のヨガ・エクササイズの源流となるハタ・ヨガを作ったアイアンガーさんやパタビジョイスさんもクリシュナマチャリアさんの弟子だったようです。
さらに、ハリウッドにヨガを流行らせた、インドラ・デヴィさんもクリシュナマチャリアさんの弟子になるそうです。
映画「聖なる呼吸」はそのティルマライ・クリシュナマチャリアの軌跡に迫る作品でした。
とても厳しい勤勉なヨガの指導者だった
クリシュナマチャリアさんはとても厳しい指導者であり、父親であったと語っています。
アイアンガー・ヨガの創始者であるアイアンガーさんは特にクリシュナマチャリアさんの身内とうことで厳しくされたそう・・・(少し恨みがあるような感じでクリシュナマチャリアさんのことを語ってました)
クリシュナマチャリアさんの子供たちは、父親は厳しくもあったがヨガのためにとても勤勉に働いていて、ヨガに傷害を捧げた人だと評していました。
クリシュナマチャリアさんの妻であるナマギリさんも女性にも学問を進める勤勉な人だったようです。
ヨガの目的とヨガで得られる学び
クリシュナマチャリアさんの三男のシリーバーシャムさんは、ヨガを教える3つ目的として「身体の健康」「精神の健康」「集中力を養う」を挙げていました。
この映画の監督であるヤン・シュミット=ガレさんは、この映画の製作する上で学んだこととして「アーサナ(ヨガのポーズ)はストレッチである、しかし集中することで非常に効果が出るものだと映画の末尾で締めくくっていました。
まとめ 「今」ネットフリックスにありますよ!!
ヨガをやっている方、ヨガに興味のある方はぜひお勧めします!!実際のティルマライ・クリシュナマチャリアさんの貴重な当時の映像も存分に楽しめます。
ヨガや瞑想はなんか宗教的で怖い!!という人もいるかとは思いますが、ヨガも瞑想も一定の宗教の人のものではなく、みんなが人生を愉しむためのツールです。
この映画を見ることで、そのことも感じると思います。さらにヨガを始めたくなっちゃいますよきっと!!
「今」ではネットフリックスでも視聴できます!!(2019年3月現在)
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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