【良書紹介】瞑想はいい緊張を生む!?樺沢紫苑『いい緊張は能力を2倍にする』
1965年生まれ、札幌医科大学医学部卒。
2018年のベストセラーで35万部以上売れている「アウトプット大全」の著者でもあります。
樺沢さんは、自身のYouTubeチャンネルも昔からやっていて、色々な情報をアウトプットしています。
このブログのメインテーマでもある瞑想、樺沢さん自身も瞑想をしていて、瞑想をオススメしています。
瞑想の効果とは【精神科医・樺沢紫苑】
「いい緊張は能力を2倍にする」の2つの目標!!
「いい緊張は能力を2倍にする」では、緊張を味方につける目標が2つあるといい、その二つは??
・緊張をコントロールできるようになる
・緊張を味方につけて、最高のパフォーマンスを発揮できるようになる
ということ。
樺沢さんの主張では緊張しやすい人ほど成功しやすいそうですよ!!
ちなみに日本人の82%の人は緊張しやすい性格であるそうです。
一流のアスリートも緊張はする!?
一流の野球選手やサッカー選手も緊張はするようです。むしろ緊張しないとだめとまで言っています。
最高のパフォーマンスには緊張は必要なのです。
無理にリラックスする必要はなくて、いい緊張の状態を保つことが大切なようです。
緊張の逆U字とは??
緊張しないとだらけてしまい、能力が発揮できない。かと言って緊張しすぎると体が硬くなる。ちょうどいい緊張具合を維持することが大切。
ラットを使った研究があり、ラットをある程度緊張させた方が道を覚える正解率が上がったとしていいます。
緊張の逆U字曲線というものがあります。パフォーマンスを高めたいのであれば、リラックスし過ぎと、緊張しすぎの間を保つことが大切になります。
緊張 リラックス U字曲線|Five Spritsfive-spirits.com
緊張を味方につける方法とは!?
「緊張をコントロールできるようになる」「緊張を味方につけて、最高のパフォーマンスを発揮できるようになる」この二つの目標をクリアするための方法とは??
緊張の正体を知る!!
緊張は敵ではなく、パフォーマンスをあげる味方だという事を知ることがまず大事です。緊張が体にいい影響を与える、ストレスも大切であるという事が詳しく書かれた、ケリー・マクゴニカルのスタンフォードのストレスを力に変える教科書もオススメです。
うまく付き合う事で、緊張やストレスが敵ではなく「力」を発揮するために大事という事をまずは知りましょう!!
副交感神経を優位にする、瞑想がオススメ!!
副交感神経が緊張を緩和するので、副交感神経が優位になる方法を知って、副交感神経が優位になりやすい行動をする事をオススメします。
副交感神経を優位にする一番の方法は「深呼吸」
この単純な方法こそ最大の副高交感神経を優位にするための方法です。深呼吸と姿勢をキープする瞑想もオススメです。
瞑想は誰でも簡単にできる副交感神経を優位にしてくれる方法なので、緊張しやすい人やストレスがたまりやすい人にオススメです!!
効果的な休息の入れ方【精神科医・樺沢紫苑】
副交感神経が優位なるには深呼吸や瞑想が一番、さらにゆっくり話したり、ストレッチ、笑顔、深い睡眠が効果的なようです。
セロトニンを活性化する!!
幸福物質を毎日出す方法【精神科医・樺沢紫苑】
幸せホルモンと言われているセロトニン、セロトニンを活性化する事で「落ち着き」と「平常心」が保ちやすくなるそうです。
セロトニンを活性化させる方法は??
①朝日を浴びる
②リズム運動
③トリプトファンを摂取する
④ガムを噛む
⑤姿勢を正す
とう行動を継続する事でセロトニンが活性化しやすくなるそうです。また、自然の中での運動も効果的なようです。
ノルアドレナリンをコントロールする
ノルアドレナリンは、副交感神経とは逆の交感神経を優位にしてくれる物質です。
太古の昔、敵に襲われた時にノルアドレナリンが出ると血液が体をめぐり、戦うか逃げるかに役立つ物質だったようです。
ノルアドレナリンが放出されると先ほど紹介した「緊張のU字曲線」の緊張の方が優位になります。
副交感神経を優位にできるようになったら、ノルアドレナリンを使いこなして緊張度をあげていき、パフォーマンスが上がるゾーンをキープするようにした方がいいようです。
ノルアドレナリンをコントロールするには??
・徹底して準備をする
・正しくフィードバックする
・イメージトレーニングする
・ポジティブワードをつぶやく
・能動的に行動する
・前頭前野を活性化させる
などの行動をとる事でノルアドレナリンをコントロールできるようになるそうです。
マインドフルネス瞑想をする
マインドフルネスとは何か?【精神科医・樺沢紫苑】
グーグルやナイキ、アップルなどの企業も取り入れる瞑想もノルアドレナリンをコントロールする事に役立つようです。
マインドフルネス瞑想をすると、脳の扁桃体という恐怖や不安に反応する器官の容積が小さくなると言われています。さらにその扁桃体をコントロールする前頭前野が活性化して容積も増えるようです。
マインドフルネスが無謀に緊張した状態を抑え、集中力をコントロールするのに役立つようです。
まとめ パフォーマンスを上げたい、緊張しすぎを抑えたいなら瞑想を!!
パフォーマンスを上げたい、緊張しすぎるのを抑えたいのであれば緊張する原因を知り、緊張を味方につける事が大切!!
ノルアドレナリンとセロトニンのバランスを取り、副交感神経と交感神経のバランスもとる。自分の実力があったゾーンを知ることが「いい緊張は能力を2倍する」方法だと思います!!
自分の緊張の状態を知る一つのツールとしてあなたも瞑想を始めてみませんか??
コメント