ブレゼン10分前、会場はApple社のファンで埋め尽くされている。
スティーブ・ジョブズはそっと会場の隅の方に腰を下ろし、静かに瞑想を始める・・・
【瞑想】スティーブ・ジョブズのプレゼン前のルーティーン

こんにちはブレスマンです。今回はスティーブ・ジョブズと瞑想についての記事です。
スティーブ・ジョブズと瞑想
スティーブ・ジョブズが禅に傾倒していて、瞑想をしていた事は有名です。
20代の頃から禅センターに通い禅を行なっていたそう。しかも、スティーブ・ジョブズ の禅の師匠は日本人の禅僧・乙川弘文。
「雲のような人」と多くの人から言われた謎の多い禅僧・乙川弘文、スティーブ・ジョブズがApple社を追われて新しく作り上げたNeXTの宗教指導者にも任命されていました。
スティーブ・ジョブズはプラベートをなかなか明かさない事で有名ですが、いろいろな相談を乙川弘文にしていたそうです。
パーソナルコンピュータを乙川禅僧に見せ「これが悟りだ!!」と言ったというスティーブ・ジョブズの逸話もあります。
詳しくは過去の記事に詳しく書いてあるので是非!!
プレゼン10分前の静かな瞑想
20年以上にわたり瞑想を実践してきた著者が書いた『マインドフルワーク』という本はスティーブ・ジョブズ の瞑想の様子が書かれています。
時は1981年6月6日のボストンでのスピーチの様子。スティーブ・ジョブズ は当時26歳で資産二億五〇〇〇万ドルだったそう・・・
ジョブズは地べた足を組んで座っていた。身体をまっすぐに伸ばし、壁を向いて微動だにしない。自分の人生で最も重大な瞬間の一つを目前にして、ジョブズは瞑想していたのだ。
バックステージの混乱をよそにジョブズがさらに数分間の静寂のときを過ごすのを、ローテンバーグはじっと見つめていた。ついにジョブズはおもむろに立ち上がり、ローテンバーグに笑顔を向けながらステージに向かって歩き出した。カーテンの向こうから現れたジョブズにスポットライトが当たると、聴衆は熱狂の叫びを上げた。
瞑想は心を落ち着けて集中力をあげる!
人間は1日に4万〜6万もの思考を無意識に行なっているといます。
なんと1分間に42回〜63回ほども思考を行なっているようです。
瞑想を行い呼吸に意識を向けるようにすると、無意識にしてしまう思考の寄り道を正して一つの物事に集中できるよに手助けしてくれるようです。
禅にハマり瞑想を日常的に行なっていたスティーブ・ジョブズは、集中力を高め最高のプレゼンにするために瞑想を行なっていたと思います。
イチローも試合前の瞑想がルーティーン!?
イチロー選手も自身で公言はしていませんが、試合前のルーティーンの一つが瞑想だったようです。
ヤンキース時代のデレク・ジーター選手がこう語っています。
彼は他の誰よりも球場に早く入ってきて、器具を使いながらストレッチなどで入念に体の手入れを行う。それが終わると自分のロッカーの前に腰をかけながら20分〜30分間、目をつぶって瞑想にふけるんだ。そうしたルーチンワークが終わると、イチは完全にスイッチが入る。
マイケル・ジョーダンを育てシカゴブルズを6回の優勝に導き、コービーブライアント率いるレイカーズを5度の優勝に導いたNBAの名ヘッドコーチのフィル・ジャクソンも禅に惹かれ、練習にも瞑想を取り入れてたそうです。
またタイガー・ウッズは母親の影響で瞑想を、テニスのノバク・ジョコビッチも瞑想をしている有名な選手です。
スティーブ・ジョブズのライバルであるビル・ゲイツも!?
スティーブ・ジョブズのライバルとして、世界一のお金持ちとして有名なビル・ゲイツ氏も現在は瞑想に惹かれています。
マイクロソフトを立ち上げた頃、瞑想していればどれほどの集中力を高めることができたのか分からない
と語っていました。
読書家としても有名なビル・ゲイツ氏は毎年オススメの本を発表するのですが、なんと2018年は瞑想がテーマの本が2冊もランクイン!!
ビル・ゲイツ氏が選んだ一つが「サピエンス全史」で世界的な作家の1人になったユヴァル・ノア・ハラリの著書『21Lessons for the 21st Century残念ながら日本語約は2019年の11月になるそうです・・・
ユヴァル氏もヴィパッサナー瞑想を実践している瞑想家でもあります。(日本語訳の出版が待ち遠しい!!)
ビル・ゲイツ氏のオススメ本のもう一冊が元チベット僧侶のアンディー・プディコム氏の本。この本も日本語訳はまだ出版されていないので、日本語訳の出版が待ち遠しいです。
アンディー・プディコム氏は瞑想を広めるためにテッドスペースというアプリ開発にも携わっています。
TEDトークで瞑想の素晴らしさをわかりやすく語っています。
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まとめ 瞑想を2年間継続してみて
20代から瞑想を継続していたスティーブ・ジョブズ、禅僧になるのを乙川弘文に止められたこともあるくらい禅に傾倒していたとか。
しかし、ジョブズ自身は一時間じっと瞑想していることが出来ないダメな禅の生徒だったという一面も・・・・
長時間の瞑想が苦手でも大事なプレゼンでは優雅に振る舞い聴衆を魅了しきちっと結果をだし。クリエイティブな発想でユニークな商品を生み出す!!
一日数分の瞑想がそのエネルギーや集中力になって世界一の企業価値のあるApple社を作り上げたのかもしれません。
僕も実際に2年間、毎日の瞑想を継続しています。瞑想をすると思考がスッキリして、行動の無駄がなくなりエネルギーが夜まで続きます。
また過去の失敗や未来の不安を考える時間が減り、いまするべき事に集中できて前向きに行動するようになったと実感しています。
世界の一流のビジネスマン、アスリートが行ってる瞑想。あなたも1日のルーティーンに瞑想を加えてみては???瞑想は誰でも簡単に始められますよ!!
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