バスケットボールの神と言われたマイケル・ジョーダン。
6度のNBA優勝に導きマイケル・ジョーダンを神へと進化させたのが当時シカゴブルズのヘッドコーチのフィル・ジャクソン。
11度のNBAを制覇したヘッドコーチはフィル・ジャクソンが最多。
ジョーダン引退後5度の優勝に貢献したコービー・ブライアントもフィル・ジャクソンがヘッドコーチをつとめ点取り屋からチームのリーダーとして成長!!
さらに現在(2019年)のNBA王者であるウォーリアーズのヘッドコーチであるスティーブ・カーもブルズ時代フィル・ジャクソンの元で指導を受けています。
その他にもシャキール・オニールやロッドマン、ピッペンなどのスーパースターもフィル・ジャクソンの元で指導を受けています。
NBAで数々の偉大なスターを生み出したフィル・ジャクソン、彼は『禅マスター』と呼ばれていて禅を生活に取り入れ、バスケットボールの練習にもマインドフルネス瞑想を取りれていたようです。
ジョーダン、コービー、スティーブ・カーを育てた禅マスターのフィル・ジャクソンと彼の行うマインドフルネス瞑想について紹介します。
【NBA】ジョーダン、コービー、スティーブ・カーとマインドフルネス瞑想

こんにちはブレスマンです。今回はNBAの瞑想をするスーパースターについての記事です。
ジョーダン、コービーを育てたフィル・ジャクソン
マイケル・ジョーダンを率いるシカゴブルズで6度、コービー・ブライアント率いるレイカーズで5度のNBA制覇を果たし、自身の選手時代でも2度優勝を経験しているフィル・ジャクソン。
フィル・ジャクソンは203センチの長身で髭ズラ、ヒッピーのようなユニークなスタイルのヘッドコーチ。ヘッドコーチとして11度の優勝は歴代1位というキャリアを持っています。
記録もさることながら、マイケル・ジョーダンを2度の3連覇に導いた記憶はとても印象深く、20世紀最強のスポーツ選手のマイケル・ジョーダンを育てたフィル・ジャクソンは只者ではないと思います。
読書好きのフィル・ジャクソン、自身の著書も出版しています。
イレブンリングスというタイトルで、合計11回チームを優勝に導いた監督経験や自身の現役時代の記憶をまとめています。さらに禅についての自身の考察も書かれた一冊です。
さらにマインドフルネス瞑想について語った動画も!!
アメリカの超有名司会者のオプラ・ウィンフリーとマインドフルネスや瞑想の大切さについて語っています。ちなみにオプラ・ウィンフリーも瞑想の実践者でもあります。
英語での動画ですが、精神的な強さをマインドフルネスが鍛えると語っていて、一つの物事集中力する力をマインドフルネス瞑想が養うと伝えています。
バスケットボールの練習にも瞑想を取り入れる
フィル・ジャクソンはバスケットの練習にもマインドフルネスになる練習法を取り入れています。
太極拳やヨガや瞑想を練習前にさせていたようです。ブルズやレイカースでフィル・ジャクソンから指導を受けたロン・ハーパー氏によると
椅子も何もない部屋に連れて行かれて、彼は「床に寝て、目を閉じろ。瞑想して、息をすることに集中しろ」って言うんだ。最初は部屋に行ったときに「なんだよこれ!?」って思うんだけど、実際効果があるんだ。選手たちに、普段経験しないようなことを経験させてくれた。
[インタビュー]ロン・ハーパー「72勝10敗のチームは特別なチーム、特別な年だった」(大西玲央) | NBA日本公式サイト | The official site of the NBA
また、選手のインタビューによるとNBAの一番大切なファイナルの試合当日の朝は、チーム全員でミーティングルームで電気をけして15分程度呼吸だけに注意を払うよう指示され瞑想をしていたそうです。
フィル・ジャクソンと共に働いたアシスタントコーチは瞑想をすることについて「それぞれの選手が最高のパフォーマンスを出せるようにするためで、試合に勝つためではない。
しかし、ベストパフォーマンスを引き出せれば、自ずと試合に勝てる可能性が高い。」とコメントしています。
フィル・ジャクソンが瞑想を練習に取り入れていた理由はシンプルで、選手に最高のパフォーマンスを出してもらうためだという事がわかるインタビューです。
「コービー・ブライアント」と「瞑想」
長年レイカーズを率いて、5度の優勝に貢献したコービー・ブライアント。
コービーの両親が日本の神戸牛を食べて、感動して命名したというコービーという名前は日本でも有名ですね!!
コービー・ブライアントはとても素晴らしい選手ですが、自己中心的でチームメイトと折り合いが合わずに優勝は逃していました。
さらにシャキール・オニールというNBA歴代ナンバーワンとも言われるセンターを擁してもレイカーズは優勝を逃してしまいます。
マイケル・ジョーダン引退後、レイカーズのヘッドコーチに抜擢されたフィル・ジャクソンはコービー・ブライアント、シャキール・オニール率いるレイカーズを再び優勝に導きます。
しかもさっそく3連覇を果たします!!
フィル・ジャクソンはブルズに続きレイカーズでも瞑想を練習に取りれていたようで、コービー・ブライアントは瞑想にハマり生活にも瞑想を取り入れているよです。
向上心の高いストイックなコービー・ブライアントは基本的には毎朝15分程度瞑想を行い、メンタルを鍛えているようです。
『悪童』ロッドマンをバスケに集中させた
スラムダンクの桜木花道のモデルとなったデニス・ロッドマン。実際に桜木花道のような悪ガキで(ガキではないかな・・・)派手な髪型やゴシップ、ハードなプレイで有名でした。
「ワルがままに」という自伝の本まで出しています。
しかし、リバウンドとディフェンスは超一流です。7年連続リバウンド王の記録は破られる事はないかもしれません。
そんなデニス・ロッドマンをブルズの一員として受け入れて、バスケに集中させたのはフィル・ジャクソン監督と瞑想のお陰かもしれません。
ロッドマン自身、パールジャム(ロックバンド)を聞きながら瞑想をするのが好きと語っています。
まとめ 瞑想やマインドフルネスによるスポーツの利点
僕もバスケやってたので楽しく記事が書けました!!
この記事を書いていて、フィル・ジャクソンのコーチングと瞑想の関係を調べていると面白い点を発見しました。
それは瞑想によって自分の役割をはっきりと理解する事。そしてその役割に徹すること。
フィル・ジャクソンがコーチした選手たちはよく「役割を理解する」とコメントしていました。
瞑想を行うことで現実を見つめ自分自身と向き合い、自分の役割をしっかりと理解して、そして自分の役割を全うする。
瞑想にはそんな力があるように思えました。
もしスポーツのコーチがこの記事を見ていたら、是非マインドフルネス瞑想を実践してみてトレーニングにマインドフルネス瞑想を取り入れてみてはいかがでしょう??
イチローやタイガー・ウッズ、ジョコビッチという一流のスポーツ選手も瞑想をしていることで有名です!!以前瞑想するアスリートの記事を書いたのでよかったらそちらもチェックしてみてください!!
コメント